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どうして若者らは着物を着なくなったのか?


最近は「若者は着物を着用しない」

という考え方がすでにできあがってしまっている、ということでありますよね。
それからリアルに50代、60代〜の人たちに照らし合わせて、ダントツに普段着や正装としての着物を身に付ける若い人が少ないのは事実なのです。

先週今週と卒業式の真盛りを迎え、駅や街の中でも沢山の学生さんたちのイケてる袴姿を確認できました。

「若い人の着物」 = 「成人式の振袖や卒業式の袴という催しごとでの着物」
という意識が大概であると断言できます。
(さる事ながら若い人の権利だけれど)

そういうわけで、なんでもない生活で若い人が小紋や紬等をサラサラっと組み合わせていると驚かれますよね。
さてさて、どうして若者たちは着物を着なくなったのか。
元から"若者たち"というのだって、いまでは違う意味になるかもしれないですね。
「若者たち」が含まれた「現代(いま)」の人々は、どうして着物を着なくなってしまったかしら?


理由はシンプル。
一言で言ってしまうと、やはり着物というのは圧倒的に煩わしいんですよね。

着物に仕えている人間として着物を否定する気は全くありませんが、どうしたって洋服と比較してめんどうなことや障壁が多いのは現実の姿なんです。
着物に詳しい色々な人がもはやよく仰っていることですが、3つの大きなポイントがあります。

なにより1個目に、着物を着るためには揃えなければならないものがたくさんありすぎる。

着物、帯、帯揚げ、帯締めだけじゃなく、帯留め、半衿、伊達襟、襟芯、長襦袢、肌襦袢に裾除け、足袋、草履にバッグ。。。
着付ける目的で使う腰紐や伊達締め、帯板、帯枕、和装ベルト、クリップなどなど。。。
そもそも聞き慣れない名前だらけで何に使うのかイメージもできない、、、といった人もかなりいるのではないでしょうか。

「着物がハードルが高い」といった理由の一つに、一着の着物を着るために使う特有の備品がいっぱいあって、いずれも専門的な使用方法をするものだらけだということなのです。
慣れないものにはだれでもとっつきにくいと感じますよね。



二つ目に何をおいても、たくさんの人があなた一人では着られない(着付けられない)点。

着物に関心がある、着物してみたい、と考える方であっても、ここでしくじって着物からそれる人が多いかも知れません。
洋服みたいに袖や首を通してボタンを留めれば羽織ることが出来る、わけじゃ当たり前ですがないのです。
プロフェショナルな着用法、着付け方があって、それから着付けの美しさ上手さも見る人が見たらすぐさま判断できるシビアなものとなります。

着崩れのリペアだって気にかけないとなりません。
自分で着れない衣服をいかなる時も着用する、ということは99%不可能ですよね。
常日頃日常的に着物を羽織っておられる人は、あくまでも自分で着物を着ることが出来る女性に限定されると断言できます。

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